「間違った言葉遣い」とは
『課題を見える化!初めてのビジネスマナーセミナー』で敬語についてもお話しています。
「敬語が苦手でどうしたらいいですか?」と受講生の方からよく質問を受けます。苦手意識を少しでもなくして頂きたいので、私のセミナーでは短い時間で覚えられ、すぐに使える「敬語のコツ」をお伝えしています。
敬語も大切なのですが、私がとても気になっていることがあります。それはTVや店頭、電話などで「間違った言葉遣い」をしている方が非常に多いということです。
「こちらが9号サイズになります」「こちらの色でよろしかったでしょうか」「お名前を頂戴できますか」
「ご記入の方をお願いします」「5000円からお預かりします」「お電話番号よろしいでしょうか」
この言葉遣いはすべて間違った言葉遣いです。「よく耳にするから」とそれが正しいとは限らないのです。
■正しい言葉遣いとは
先ほどの間違った言葉遣いを正しく直すと
「こちらが9号サイズでございます」「こちらの色でよろしいですか」「お名前をお聞かせ頂けますか」
「ご記入をお願いします」「5000円をお預かりします」「お電話番号を教えて頂けますか」 です。
知識だけに終わらず、正しい日本語でお話ししてみてくださいね。
人と企業の成長を支援する現場実践トレーナー 古川 文美子